目次
サウナーの聖地と言われる静岡市駿河区の「サウナしきじ」。薬草サウナや天然水の水風呂を体験すべく、全国から多くのファンが訪れます。静岡の観光のしめに、疲れを癒やすぴったりのスポットです。
静岡発のアイドルグループ、fishbowl(フィッシュボウル)の新間いずみが予算1万円で行きたいところに旅をする「新間旅」。静岡市・西部編です。
実はミュージックビデオを撮影したんです
旅の予算は残り2598円。
ワサビ工場が見学ができる「ステップインたまるや」のある下川原から、シェアサイクリングで移動すること約30分。
すっかりあたりは暗くなり、ライトに照らされた大きな看板が目に入ってきました。
次の目的地「サウナしきじ」です。
[自転車レンタル代 200円] のこり 2398円
なぜここに来たかというと私の所属する静岡発のアイドルグループfishbowl(フィッシュボウル)の
「熱波」という曲のミュージックビデオの撮影地にもなっているんです。
その時は撮影がメインでゆっくりサウナを体験できなかったのと、ここ数年サウナが流行っているので、私も流行りに乗りたいと、そんなわけでやってきました。
初めてでも安心 入店方法まるわかり解説
入り口にあるベンチで、サウナからあがったお客さんが休憩しているのを見ながら、そわそわする気持ちを抑えつつ早速入店。
入るとすぐ著名人のサイン色紙が壁いっぱいに飾られています。実はfishbowlのサイン色紙も飾ってあるので、ぜひ探してみてください。
そんな色紙の入り口を抜けると右手に券売機があります。
基本となる一日入場券は男性1500円(休日1700円)、女性はいつでも1000円。
朝か夕方以降の時間制限があるお得な男性タイムサービス券1000円や、女性には600円の1時間券もあり、男女ともに宿泊できる泊券もありました。
どのくらいの時間ゆっくりするか考えて、自分にあった券を購入してみてください。
私は今回「女性 一日入場券」を購入。
靴入れに靴を入れたら、チケットと一緒に窓口へ。ロッカーの鍵がもらえます。
「女性 一日入場券」では館内着、大きいタオルと小さいタオル2枚を貸してもらえます。
「ゆ」と書かれた女湯ののれんをくぐって早速浴室へ。
まずは女湯をご紹介します。
旅の疲れが一気にほぐれるお風呂は、地下からくみ上げた、しきじ名物の天然水。柔らかな肌触りです。
もう一つの浴槽は10種類以上の薬草が入った茶色いお湯「漢方薬草風呂」です。
女湯にはメイク落としなど、女性には嬉しい無料アメニティも豊富です。
いざ、サウナへ
湯船を堪能したら汗が出やすいように体を拭き、いよいよサウナへ。
しきじには「ドライサウナ」と「薬草サウナ」の2種類があります。
ドライサウナは約100℃近い高温ですが、カラッとしているので、サウナ初心者はまずはドライサウナを体験するのがおすすめ。
熱さを感じながら時間が経つのを、あと何分、あと何秒なのと思いながら見ていると、 しっかり体の芯まで熱が届いて、じわじわと汗が出てきました。
サウナで蒸されたあとは汗をさっと流してから水風呂へ。なんといっても、しきじと言えばこの水風呂です。
地下約60mからくみ上げた、とてもきれいな静岡の天然水が使われています。そのため浴室内はカルキのにおいがほとんどしません。
熱せられた体が急激に冷やされていくのは初めはびっくりしましたが、肺いっぱいに息を吸い込むとだんだん慣れてきて、心地よい冷たさになっていきました。
スタッフの山口敦さんによると、入水時の肌への優しいあたりや、水から出た後の美肌効果が人気の理由。いつまでも入っていたいと思わせる気持ちの良い水質・水温なのだそうです。
一つ目のしきじ名物はこの天然水。実際、水を持って帰るお客さんもいるそうです。
激アツの薬草サウナ
二つ目のしきじ名物は「薬草サウナ」です。
薬草サウナは約60℃で、ドライサウナよりも温度は低いのですが、体感温度は断然上。
薬草成分が入った蒸気が充満しているので、60℃の熱湯を浴びるかのような体感なんだとか。
壁にかけてある袋入りの薬草だけでなく、床下にも薬草が仕込まれているんです。
床下の薬草から天然水の蒸気が室内に時々わき上がってくる。これが熱い!
少し体勢を変えるだけでも肌が焼けるように熱せられ、汗が吹き出してきました。
山口さんによると、薬草はオーナーの娘さんが韓国から直接仕入れてくるもので、12種類以上をブレンドしています。その配合は創業当時から変わらないそうです。
水風呂に入ったら再び体を拭き浴室のベンチで休憩タイム。
サウナ→水風呂→休憩を繰りしていくと、体の中の毒素が出て行って空っぽになるような感覚に。これが「ととのう」なのでしょうか? ハマりそうです。
ぜひ自分の体調に合わせて無理をせずサウナを楽しんでください。
休憩室で“サ飯”
サウナを満喫したあとは館内着に着替えて2階へ。2階にはドライヤーなどが置いてあるパウダールームや休憩室があります。
男性休憩室とは完全に分かれていて、くしや化粧水、乳液も置いてあり、手ぶらで来られるのは女性にとって大変ありがたいですね。
マンガや雑誌も置いてあり、リクライニングソファや布団、食事ができるテーブル席もあります。
時間もちょうど夕飯時。しきじの3つ目の名物、天然水の“サ飯”を食べることにしました。
見上げるほどの高さまで壁に貼られた豊富なメニューをご覧下さい。
お店のおすすめは定食。特に「生姜焼き定食」「焼き魚定食」がおすすめとのこと。
私は「生姜焼き定食(950円)」を注文しました。
生姜焼き、ご飯、みそ汁、漬物、冷奴、だし巻き卵が味わえる生姜焼き定食。
生姜焼きは豚肉がふわふわで、甘いタマネギと相性バッチリ。ごはんもツヤツヤです。
お米を炊く水や、みそ汁も天然水が使われているのが、しきじのサ飯のすごいところ。
そう聞くと、心なしか料理がよりみずみずしく感じられました。
ボリュームのある定食でお腹はいっぱいです。
初心者でもサウナを満喫できました
いまや全国に知られるようになったサウナしきじは、元々別の名前で1987年から操業していたサウナでした。
そのサウナの大ファンで通っていた現社長が2005年に経営を引き継ぎ、「サウナしきじ」に名前を改めて現在に至るそうです。
建物はほとんど当時のまま。なんとなく昭和レトロ感が漂うのもそういうわけでした。
「当時の建物なので男性の浴室の方が広かったり、現代の考え方には合わないかもしれませんが、女性客にも来てもらえるようアメニティを充実させています」と山口さん。
そんな心遣いを感じながら、旅の疲れをサウナで吹っ飛ばしリラックスできました。
[サウナしきじ1日 1000円 ]
[しょうが焼定食 950円] のこり 448円
■施設名 サウナしきじ
■住所 静岡県静岡市駿河区敷地2-25-1
■営業時間 24時間営業
■定休 無休
■問合せ 054-237-5537
■駐車場 無料
帰るまでが旅行
「登呂コープタウン」からバスに乗り、旅の終着地点であるJR静岡駅へ。
[バス運賃 290円]のこり 158円
1万円で静岡市西部を巡る旅は残金158円と、ほぼぴったり使いきって終わりました。
静岡市出身の私ですが、まだまだ知らない静岡市の魅力に気づくことができた旅でした。 これからも静岡市や静岡県の魅力をたくさん発信できたらいいなと思っています。
取材/新間いずみ
お土産プレゼントの応募方法
新間旅の総集編となる最後の記事は、有料記事となっています。ご購入いただいた方は自動的にプレゼント応募にエントリーされます。
※お土産プレゼントのエントリー及び静岡市西部・総集編の記事公開は終了しました。
1.こちらより「新間旅~総集編~チケット」を1月31日(水)までに購入(テレしずLiveStore 初回無料会員登録が必要です)
2.購入後にこちらのページへ移動(購入ページにも同じURLが記載されています)
3.記載されているパスワードを1月5日(金)午前9時半公開の有料記事ページで入力(パスワードの公開や共有は禁止)
4.記事を閲覧がすることができます。こぼれ話や本編にはなかった画像もお楽しみください。
5.お土産プレゼントの詳細は記事内で発表します。なお当選者の発表は発送をもって替えさせていただきます。
問合せ:054-261-6150(テレビ静岡エリア連携事業部 平日9:30~17:30)
【もっと見る! 新間旅】